2013年 11月 29日
石田 佳織 さん |
石田 佳織 / 陶器・土器
石田さんは帰ってゆくひと。どこへ?わたしたちが来たところへ。
日高川町の山のなかで暮らしながら、陶器と土器を焼いておられます。代表シリーズとなった写真の“うるしの土器”は、もみ殻で低温焼成した素焼きの素肌に、うるしをたっぷりと吸い込ませてある。これは、縄文遺跡から発掘されたのと同じ技法で、石田さんは、自分にとって“面白い!”と感じる事を追求するうちに、こんな遠くまで来てしまったに違いない。自然に逆らわない暮らしを、自然体で生きる石田さん。思慮深いお人柄かというと、実はからだを動かして、後からアタマで考えるタイプです。その朗らかさとポジティブさから、知人の間では“太陽”と呼ばれているとか・・・・笑。
日々の暮らしで使いやすい、手に馴染むかたちと大きさも、石田さんの作品の大きな魅力のひとつです。とっても面白い方なので、会場でうるしの土器を手にとられたら、是非石田さんともお話ししてみてくださいね!
kaokaoホームページ : http://www.zb.ztv.ne.jp/kaokao/
(ohshima)
by teshigoto1
| 2013-11-29 17:59
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